この委員会は、現代日本のオフィスワーカーのリアルな声を発信できる、各界で活躍中の”働く女性”達に賛同いただき発足しました。
委員としては、京都府立医科大学名誉教授 森本武利がアドバイザーとなり、早稲田大学人間科学学術院 教授 永島計が中心となって活動します。
座りっぱなしによる体調不良を是正するため、オフィスワーカーの方々に向けて、現状の共有や予防策についての啓発活動をさまざまな形で実施していきます。
背景
現代のオフィスワーカーには作業効率の向上・改善が求められる一方、集中して仕事をこなす為に「長時間同じ姿勢でのデスクワーク」を余儀なくされるオフィスワーカーが増加しています。また、こうした状態がもたらす体調不良に気がつかない場合が多いと専門家は指摘しています。
長時間の座りっぱなしは、気付かないうちに水分蒸散、水分不足の状態になります。血液中の血漿量の低下をはじめとするさまざまな不調を生み出しますが、自覚しづらいのが特徴です。
当委員会が2013年10月に全国の20代、30代の働く女性を対象にした調査によると、8割近く(77.1%)の女性が、2時間以上座りっぱなし状態で1日の中で継続して座っていることが分かりました。
さらに、一度も立たない座りっぱなしの時間は平均して7時間12分、そのうちの9割(89.3%)が肩こり、むくみをはじめとする何らかの不調を感じており、半数(50.8%)の女性は自分の血がドロドロだと感じていると回答しています。
こうした現状を踏まえ、当委員会では、座りっぱなしによる不調・不都合を「座りっぱなし症候群」と名付けて、今後もオフィスワーカーの今に関するリアルな声のレポート発信の他、オフィスワーカー向けの「座りっぱなし症候群」を解消するイベント等を実施し(予定)、日本の「オフィスワーク」の向上につとめてまいります。
“オフィスワーク向上委員会”概要
設立
2013年11月5日(火)構成メンバー
永島計 早稲田大学人間科学学術院 教授長田一美 国際ヨガ協会 師範代
横田響子 株式会社コラボラボ 代表取締役
伊藤春香 ブロガー、キレナビ編集長
アドバイザー
森本武利 京都府立医科大学名誉教授ホームページ
http://office-kojo.jp協力
大塚製薬株式会社株式会社コラボラボ
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